
2歳の息子が川崎病になった体験談をまとめています。



今回は、Instagramのフォロワーさんから教えて頂いた
川崎病の体験談と症状写真のまとめです。
※こちらは、あくまで各お子さんの体験談です。診断は必ず医療機関へお願いいたします。
本記事の目的は、私自身が子どもの高熱と発疹を、突発性発疹だと思い込んでしまった経験から、幼いお子さんを育てる親御さんに、川崎病の症状について知るきっかけになればと考えています。
※本記事は、念のため医療者複数名にチェック頂いております。
0歳
生後3ヵ月女の子
症状:高熱、手の平足の裏が赤く腫れる(身体も同様に)、不機嫌、首を触られると異常な泣き方(BCG未接種)
診断:首を痛がり始めてから3日目に発熱あり、4日目に川崎病と診断(抗生剤が効かなかったため、症状が揃っていないが早めに治療開始)
経過:首を痛がり始めて3日目から入院し、6泊7日。
治療:免疫グロブリン、内服








生後5ヵ月女の子
症状:発熱、全身に赤い発疹
診断:発熱3日目に川崎病の診断。
経過:発熱1日目で血液検査でCRP値10のため入院(入院期間は6日間)
治療:免疫グロブリン1回、アスピリン内服


生後6ヵ月男の子
症状:高熱、リンパの腫れ、目の充血、BCGの腫れ、唇が赤くなる
診断:高熱5日目で川崎病の診断(CRP値4)
経過:発熱5日目から1週間の入院
治療:免疫グロブリン1回、アスピリン内服






1歳
1歳0ヵ月男の子
症状:高熱、顔と体に赤みを帯びた発疹、BCGの腫れ
診断:発熱5日目で川崎病の疑い、6日目で川崎病と診断
経過:発熱5日目から、6日間の入院
治療: アスピリン内服




1歳3ヵ月男の子
症状:高熱(最高41度)、全身の発疹、頚部リンパ節の腫脹、BCG箇所の腫脹、目の充血
診断:発熱後4日目で不全型川崎病の疑いでかかりつけ小児科から総合病院へ
経過:発熱4日目から7泊8日の入院
治療:免疫グロブリン、点滴、アスピリン内服




1歳6ヵ月女の子
症状:発熱、不機嫌(30分に1度は号泣して暴れ泣く)、目の充血、唇が赤く腫れる、背中に少し発疹、BCGの腫れ、リンパ節の腫れ(エコーでしかわからない程度の)
診断:発熱6日目で川崎病と診断(どの症状も軽度)
経過:発熱6日目から2日間入院
治療:アスピリン内服
※どの症状も軽度であったため、川崎病の診断が非常に難しかった。(川崎病の場合は抗生剤を服用しても熱は下がらないはずだが、発熱4日目で抗生剤の処方があり徐々に解熱した)




1歳7ヵ月男の子
症状:高熱、ぐったり、少し発疹、BCGの腫れ
診断:発熱2日目でアデノと溶連菌陰性、発熱3日目で川崎病の疑いで治療
経過:発熱3日目から10日間入院
治療:免疫グロブリン1回(解熱後、再度発熱したが1日で下がる)、アスピリン内服


2歳
2歳4ヵ月(息子のケースです)
症状:高熱、手の平と足裏が赤く腫れる、体の発疹、BCGの腫れ、目と口周り赤いなど
診断:高熱5日目で川崎病と診断(CRP値16)
経過:発熱5日目から9日間の入院
治療:免疫グロブリン1回&アスピリン内服








息子の詳しい体験記はこちら↓
・【闘病記①】川崎病について
・【闘病記②】発熱から診断まで
・【闘病記③】診断から入院まで
・【闘病記④】治療と入院生活前編
・【闘病記⑤】入院生活後編と退院
※川崎病に関しては、ネット検索とこちらの本 『川崎病 増え続ける謎の小児疾患』 でも情報収集をしました。
また、実際に病院で見聞きした内容から、実体験をまとめています。
普段Instagramでは、子育て・幼児教育・知育などについて「知ってると少しプラスになる知識」を発信しています。
よければこちらも覗いてください。
ちか